新規上場「ライン」の仮条件決定
本来は昨日27日に決定予定だった「LINE」の仮条件が、本日28日、以下の様に決定されました。
2,700 ~ 3,200円
当初想定価格は2,800円でしたから、かなり上振れしたことになりますね。以下、目論見書内の説明となります。
仮条件の決定に当たり、機関投資家等にヒアリングを行った結果、主として以下のような評価を得ております。
- 日本、タイ、台湾を中心に収益化ができており、インドネシアにおいてもユーザーが順調に拡大していること。
- 新広告商材を含め、新規サービスにおいて今後も成長が期待出来ること。
- 各種のサービスや各国・各地域での競合が激しいこと。
以上の評価に加え、同業他社との比較、現在のマーケット環境等の状況や、最近の新規上場株のマーケットにおける評価、並びに上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に検討した結果、仮条件は1株につき2,700円から3,200円の範囲が妥当であると判断いたしました。
(目論見書 第4回訂正分より)
「LINE」上場、BREXITの影響は軽微という判断か
やはりBREXITの影響を見る為の延期だったのだと思われますが、その後数日の地合いや、「キャリア」「ベガコーポレーション」の上場結果を見る限り、それほど心配する必要は無さそうだという結論なのでしょう。
「LINE」の上場は7月15日ですから、まだまだ先です。それまでに世界情勢、為替や株式市場がより安定していれば良いですね。
逆に、時間が経てば経つほど悪材料が出てくる可能性も高まるわけですが…そうならないよう願います。