岡三証券グループの中核会社で、対面営業が主体ですがインターネット取引も出来ます。同グループには岡三オンライン証券というネット証券もありますが、別の会社ですね。
IPOの取り扱いも多いし、主幹事も有りますが、申し込む人はそれほど多くはない様で、穴場証券の一つと言われます。但し、長期安定的に保有する顧客を中心にIPOの配分を行う事を明言していますので、初値売り主義の人は要注意です。
岡三証券の特徴
- 口座数は48万程度、内オンライン口座数は4.7万程。
- IPOの取扱件数は多く、2015年は42件(内、主幹事は6件)、2014年は30件(主幹事は無し)、2013年は34件(主幹事は無し)。
- IPO抽選は取引実績により優遇されるステージ制が主だが、個人向け株数の10%は全申込み者に平等抽選。
- 長期安定的に保有する顧客を中心にIPOの配分を行う事を明言しており、特に初値売りの人は要注意。
岡三証券のIPOルール
以下、「岡三オンライントレードサービス」で申し込む場合のスケジュールです。当選した場合の購入申込み期間がほぼ一日しかないので、忘れないように要注意です。
抽選タイミング | ブックビルディング後 |
---|---|
ブックビルディング締切 | ブックビルディング期間最終日午前10時 |
購入申込み締切 | 購入申込み期間2日目の午前1時 |
入金必要タイミング | ブックビルディング申込みまで |
資金拘束タイミング | ブックビルディング申込み時 |
当選辞退時ペナルティ | 無し |
抽選割り当て株数 | 個人向け株数のうち、10%を平等抽選、残りをステージ制抽選により配分 |
抽選方法 | 3か月毎の手数料合計額、及びブックビルディング申し込み方法に応じて抽選対象者を以下の4ステージに分類。
まず、ステージT該当者で個人向け株数の10%を平等抽選により配分し、残りをステージ1~3で抽選配分する。ステージ3が最も当選確率が高くなる様配分するが、詳細は不明。 |
※ 上の表や図に記載したブックビルディングや抽選、購入の申込み締切日・時間などの情報はあくまで原則であり、それぞれのIPOによって異なる場合があります。証券会社の個々のIPOスケジュールを確認し、申込みが間に合わない様な事が無いよう、十分ご注意ください。
岡三証券の入出金方法
入金について
ネット即時入金 | <非対応> | ||
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銀行振込み入金 | 手数料 | 無料(手数料を差し引いて振込)だが、要連絡 | |
余力反映タイミング | 入金確認後 | ||
ATMカード入金 | 利用可能ATM | ゆうちょ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、セブン銀行、百五銀行、イオン銀行およびコンビニのATM | |
手数料 | 無料 | ||
余力反映タイミング | 即時 |
出金について
ATMカード出金 | 手数料 | 無料 | |
---|---|---|---|
利用可能ATM | ゆうちょ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、セブン銀行、百五銀行、イオン銀行およびコンビニのATM、りそな銀行、SMBC信託銀行 | ||
登録銀行口座へ出金 | 手数料 | 無料 | |
出金タイミング | 毎営業日15:30までの指示で翌営業日 | ||
その他 |
岡三証券の手数料
以下、岡三証券におけるオンライントレード手数料の抜粋です。他のコースでの手数料等、詳しくはリンク先のHPで確認するか、資料を請求してみてくださいね。
国内株式手数料
約定金額 | 税込手数料 |
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100万円以下 | 約定代金の0.6210% |
300万円以下 | 約定代金の0.4590%+1,620円 |
500万円以下 | 約定代金の0.4050%+3,240円 |
700万円以下 | 約定代金の0.3780%+4,590円 |
1,000万円以下 | 約定代金の0.3510%+6,480円 |
3,000万円以下 | 約定代金の0.2700%+14,580円 |
5,000万円以下 | 約定代金の0.1080%+63,180円 |
5,000万円超 | 約定代金の0.0540%+90,180円 |
※ 但し、下限は1,944円、上限は270,000円