「ＷＡＳＨハウス（6537）」のIPO新規上場情報 ～ コインランドリーのイメージを覆す！

2016年10月18日、「ＷＡＳＨハウス」の上場が承認されました。コインランドリーを運営している会社です。

なぜ今コインランドリーの会社が上場？？と、思った人もいるかもしれませんね。

はい、僕はそうでした^^;

コインランドリーっていうと、なんか暗くて狭くてあまり綺麗じゃなくて、コイン入れても動かない洗濯機や乾燥機が必ず一台くらいあって…という、ネガなイメージがどうしてもあるんですよね～。

ところが、ＷＡＳＨハウスのコインランドリーはそうではないらしいですよ！　

明るくて清潔で、洗濯機の故障もIoT技術を活用して常時監視し、故障時はリモート修理。しかも店内カメラでオペレーターが24時間モニターしており、何かあった際には即話しかけてサポートしてくれるとか。

人件費など費用は出来るだけ抑えながら、コインランドリーが持つネガなイメージを見事に払拭してるんですね。うーん、なるほど。

左の画像が監視中のオペレーターの様子だそうですが、これを初めて見てコインランドリーをモニター中だと思う人はまずいないですよね^^;

東京在住の僕は全く知りませんでしたが、本拠地である九州ではかなり優良企業として認知されているようです。今年は東京にも出店しており、店舗数は平成28年9月末現在で346店舗も。今後は海外進出も狙っているというからすごいです。

う～ん、「フィル・カンパニー」もそうでしたが、なかなか良い所に目を付けたもんだなあと、個人的には感心してしまいました。

思うに、洗濯や乾燥待ちの間にお金を落としてくれるような施策は出来ないもんですかね。僕なら、マンガ喫茶の個室に洗濯乾燥機が置いてあったら最高だと思うんだけどな～。待ち時間にマンが見ながらくつろげるし、女性が下着とかあっても安心だし。

あまり快適で皆長居しちゃうと洗濯機の回転率が悪くなっちゃいますから、比較的低コストな家庭用の洗濯乾燥機を置くっていうのはいかが？

少子高齢化・人口減少が加速する時代に今後永続的に売り上げを伸ばしていける事業はなにか。手元資金が乏しいなかで何ができるか。先行事業者はいるか、勝てるか。収益が安定するストック型の事業にできるか。核となる事業から付帯収益は生み出せるか。売上高1兆円を目指すことができる市場規模があるか。そうした問いかけの過程で多くの事業、業界が脱落するなか、最後に残ったのが、大手企業がまったく手をつけていないコインランドリーという事業分野でした。

同社HP「WASHハウスの本質」より

「ＷＡＳＨハウス（6537）」のIPO新規上場情報

「WASHハウス（6537）」の企業情報

「ウォッシュハウス（6537）」の業績

【単独】

※平成28年4月に株式分割が行われている為、1株当たり資産額と1株当たり当期純利益のおいては、分割前でも現在の株数に換算した値を記載しています。