秋一番の大型上場である「JR九州」のブックビルディングが始まっていますね~。もう申し込みを済ませた人も多いと思います。
さて、僕はどうするかな~。ちょっと考えてみました。
「大型上場」への取り組み
大型上場と言えば去年の「日本郵政三社」や、今年だと「LINE」ですよね。
浅はかな僕は、発行枚数がとにかく多いため、公募割れの可能性もあるんじゃ?と思って、どちらも積極申込みはしなかったのです。
ところが実際にふたを開けてみると、公募割れどころか初値は予想超え。特に「LINE」では公開価格3,300円のところ、+48.5%の4,900円と大幅に上昇しました。あちゃー、気合い入れて申込めばよかった…と思っても後の祭り。
やはり、普通の上場と違って「日本郵政」や「JR九州」などの大型上場は連日テレビや新聞等で取り上げられて多くの注目を集めますから、普段は株をしない様な人たちを巻き込んだお祭り的な様相を呈してきますよね。それにより、公募割れの危険性はかなり下がると考えられます。
「JR九州」の株は魅力的なのか
一方「JR九州」の株自体は魅力的なのでしょうか。
業績面
まず業績面を見てみますと、駅ビル不動産や大型商業施設の運営、ホテルや建設などの事業で収益を上げていたものの、基幹となる鉄道事業は創立以来ずっと赤字だったようです。
それが、前期の鉄道固定資産の減損と新幹線利用料の前払いによって、今期とうとう黒字化する見込みとのこと!これは非常に良いニュースですよね。
最近もインバウンド需要の拡大によって鉄道事業は好調な様です。一時の「爆買い」は収まったというニュースが良く報道されて目立っていますが、日本への旅行者数自体はますます増えているみたいですから、今後の伸びも期待出来ます。
配当や株主優待
既に配当や株主優待も発表されていますね。
今期末の予定配当は、1株当たり37.5円だそうです。
仮上限価格である2,600円に対しては1.44%で、これは半期分ですので年率換算すると約2.88%の配当となり、他のJRグループ各社(東日本1.4%、東海0.7%、西日本2.2%前後)に比べてかなりの高配当になるようです。
株主優待は鉄道料金の50%割引券や、その他グループの割引券となります。
・ 詳しくはこちら ⇒ 株主優待制度の導入に関するお知らせ
良く利用する人や、旅行に行きたい人などには魅力的ですよね。
JRグループとしては、1997年に上場した「JR東海」以来、約20年ぶりの上場となる「JR九州」。鉄道ファンや九州を応援したいという人も含め、結構人気になる可能性が高いのではないかな?
以上を踏まえ、「JR九州」の株自体も魅力的ではないかと思われます。
これは攻めで行くしかない!
枚数を稼ぐ作戦で行きます
とはいえさすがに枚数が多いですから、たとえ公募割れしなかったとしても、初値の上昇はそれほど期待できません。
よって、枚数を稼ぐ方法で行きたいと思います。枚数が多いと初値高騰は望めませんが、それだけ通常より当選し易い状況だという事は間違いないはず!
但し、かなり薄利になる可能性も無いとは言えませんから、そういう場合に備え、手数料が高い所は出来るだけ避けた方が無難かも。
今の所考えているのは、以下の証券会社からの申込みですかね~。
- 野村證券 (主幹事、前受金不要)
- SMBC日興証券 (主幹事)
- SBI証券
- マネックス証券
- 大和証券
- みずほ証券
- 松井証券
- カブドットコム証券
- 岡三オンライン証券 (前受金不要)
- GMOクリック証券
- 楽天証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、主幹事ながら手数料が高いので止めておこうかなと思います。また、いちよし証券も前受金不要で有難いのですが、手数料を考えて止めておきます。
「九州旅客鉄道(9142)」の初値予想
最後に、現時点での僕の全くアテにならない初値予想は…
仮上限2,600円に対し、+300円 の 2,900円 でどうだ!?
かなり希望も入ってますが^^;