2016年7月28日、「ベイカレント・コンサルティング」の上場が承認されました。
戦略・ビジネスやITに関わるコンサルティング、システムインテグレーションを主たるサービスとしたコンサルティングファームです。
ほぼ全数近く売り出しで、コメダやソラストなどと同様の投資ファンド（Sunrise Capital）によるイグジット案件という奴ですかね。枚数も多く、あまりIPO的に人気が出そうな感じはしませんね～。
付加価値の高い知恵を集結し、常に新しい潮流を生み出す
総合コンサルティングファームです。ベイカレントは、あらゆる業界に対する戦略から業務・ITに至るまでの豊富なコンサルティング経験で培った知見・洞察やネットワークに加え、日本発の総合ファームとしてのケイパビリティを最大限に活かし、あらゆる側面から総合的にクライアント企業の変革をサポートしています。
（同社HP 「サービス」より）
「ベイカレント・コンサルティング（6532）」のIPO新規上場情報
| コード | 6532 |
|---|---|
| 上場予定日 | 2016年9月2日 |
| 市場区分 | マザース |
| 仮条件決定日 | 2016年8月12日 |
| ブックビルディング | 2016年8月16日 ～ 2016年8月22日 |
| 公開価格決定 | 2016年8月23日 |
| 申込期間 | 2016年8月25日 ～ 2016年8月30日 |
| 公募株式数 | 50,000株（公募） |
| 11,680,400株（売出） | |
| オーバーアロットメント分 | 1,759,500株 |
| 想定価格 | 2,360円 |
| 吸収金額 | 318億円（オーバーアロットメント分を含んだ額） |
| 仮条件価格 | |
| 公開価格 | |
| 資金の用途 | 即戦力となる優秀なコンサルタントの採用のための人材採用投資、新卒で採用したコンサルタントを早期に戦力化するための研修等の人材育成投資に充当する予定。 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 幹事 | SBI証券 |
| みずほ証券 | |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | |
| 委託幹事 |
「ベイカレント・コンサルティング（6532）」の企業情報
| 会社名 | 株式会社ベイカレント・コンサルティング |
|---|---|
| 英訳名 | BayCurrent Consulting , Inc. |
| 業種分類 | サービス業 |
| 資本金 | 100,000千円 |
| 従業員数 | 1,189人 |
| 代表者 | 代表取締役社長 萩平 和巳 |
| 本店所在地 | 〒105-6309 東京都港区虎ノ門1丁目23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー9階 |
| HPアドレス | http://www.baycurrent.co.jp/ |
| 設立年月日 | 1998年3月25日 |
| 事業の内容 | ①戦略・ビジネスコンサルティング、②ITコンサルティング、③システムインテグレーション、を主たるサービスとした総合コンサルティングサービス。 |
「ベイカレント・コンサルティング（6532）」の業績
【日本基準に基く経営指標等】
| 決算年月 | 2015/02 第1期 |
2016/02 第2期 |
201６/05 (Q1進捗) 第3期 |
|---|---|---|---|
| 売上高(千円) | 5,564,931 | 15,833,677 | 4,328,022 |
| 経常利益(千円) | 44,249 | 2,204,146 |
637,237 |
| 当期純利益(千円) | △10,195 |
1,106,771 |
358,254 |
| 純資産額(千円) | 8,839,805 | 9,371,834 | 9,730,088 |
| 総資産額(千円) | 23,458,387 | 23,509,895 | 23,106,161 |
| 1株当純資産額(円) | 496.03 | 607.22 | |
| 1株当当期純利益(円) | △4.67 | 58.51 | 23.23 |
| 自己資本比率(%) | 37.7 | 39.8 | 42.1 |
同社は2014年4月ファンドからの出資を受け、前身となる旧ベイカレント・コンサルティング社よりMBOを実施して独立し、後に旧ベイカレント・コンサルティング社株式を取得して完全子会社化し、実質的に事業を継承しています。
以下は、旧ベイカレント・コンサルティング社と現ベイカレント・コンサルティング社の決算期間の関係、及び前後決算の状況を示します。
