ネット証券最大規模を誇るSBI証券は、IPO取扱い数でもずっとトップを走っています。
IPOの抽選はお金があればあるほど有利になる方式が主ですが、併せて僕の様な貧乏人でも地道にやってればいずれは当選できる「IPOチャレンジポイント制度」もあります。
IPO取扱い数が多いうえに手数料も比較的安めですし、株主優待のタダ取りもやり易い。まず最初に口座開設すべき証券会社ですね~。
このページの目次
SBI証券の特徴
- 350万超の口座数、70万超のNISA口座数、個人売買代金シェアの全てがネット証券中トップを誇る。
- オリコン日本顧客満足度ランキングにおいて、ネット証券部門で総合1位。
- IPO取扱い数ナンバーワン。2015年は82件(うち主幹事9件)、2014年は65件(うち主幹事5件)。
- IPOの抽選は、資金が多いほど有利な方式と、地道にポイントを貯めれば有利になる方式の二本立て。
- 高額取引における手数料が他証券会社に比べて低めに設定されている。
- 一般信用取引もOKなので、株主優待のタダ取りでも有利。
SBI証券のIPOルール
抽選タイミング | ブックビルディング後 |
---|---|
ブックビルディング締切 | 最終日11:00 |
入金必要タイミング | 発行価格決定日(抽選日)18:00 |
資金拘束タイミング | 当選・補欠当選時 |
当選辞退時ペナルティ | 無し |
抽選割り当て株数 | 全割り当て株数の約60% |
抽選方法 | 抽選割り当て株数の約70%をブックビルディング有効申込み数に応じて抽選。残り30%はIPOチャレンジポイント利用数の多い人の順に割り当て。 |
抽選まで入金が必要無く、しかも当選・補欠当選しない限り資金拘束もされませんので、かなり柔軟に重複申し込みが可能です。
ブックビルディング有効申込み数に応じた抽選
抽選時にブックビルディング申込み数分の買い付け余力があれば問題無いですが、もし余力が足りなかった場合でも全く抽選してもらえないわけではなく、余力でまかなえる株数分が抽選対象となります。
例えば、価格が100円、購入単位100株、ブックビルディング申し込み数が1,000株だった場合、抽選時に必要な買い付け余力は1,000株 x 100円 = 10万円となりますよね。この場合、もし抽選時に余力が半分の5万円しかなかった場合、有効な申込み数は500株として抽選されます。そして、その場合の当選確率は、10万円あった場合の半分になってしまいます。
購入単位は100株ですから、最低でも100株分である1万円の余力が抽選時に有れば抽選対象となります。ただしその場合、当選する確率は10万円あった場合の1/10になってしまうわけですね。
こういった抽選方法ですから、もともと潤沢な資金が有る人は良いですが、そうでない場合、ブックビルディング時はかなり余裕を持った多めの数量を申し込んでおき、出来るだけ多くの資金をかき集めて抽選に臨むというのが有効な攻め方になるかと思います。
IPOチャレンジポイント
基本的に資金が多い人ほどIPO抽選では有利ですが、IPOチャレンジポイントを使う事により、資金が少ない人でも割り当てを勝ち取る事が出来ます。
IPOチャレンジポイントは、IPOに落選する度に1ポイントもらえるポイントです。そのポイントを貯め、ブックビルディング申し込み時に利用を申告すると、その申告ポイント数の多い人から、抽選対象株数の30%分が順に割り当てられます。
ただし、IPOチャレンジポイントを使って割り当てを得る為にはかなりのポイントを貯める必要がある様です。特に人気のIPOを獲得する為には、200~300ポイントが必要と言われています。2015年の実績では82件のIPOを扱ってますので、今後も同程度だとすると、全て参加して落選したとしても3年くらいかかってしまいます…。
しかし、地道に申込み続けて行けば、いつか必ず当選をゲットできますよ!
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SBI証券の入出金方法
住信SBIネット銀行のハイブリット口座を開設する事で、住信SBIネット銀行側から入出金を柔軟に行う事が可能になります。
入金について
ネット即時入金 | 手数料 | 無料 | |
---|---|---|---|
銀行 | 三菱東京UFJ銀行 | ● | |
みずほ銀行 | ● | ||
三井住友銀行 | ● | ||
りそな銀行 | <非対応> | ||
住信SBIネット銀行 | ● | ||
楽天銀行 | ● | ||
ジャパンネット銀行 | ● | ||
ゆうちょ銀行 | ● | ||
セブン銀行 | ● | ||
スルガ銀行 | ● | ||
じぶん銀行 | <非対応> | ||
ソニー銀行 | <非対応> | ||
イオン銀行 | <非対応> |
||
埼玉りそな銀行 | <非対応> | ||
近畿大阪銀行 | <非対応> | ||
銀行振り込み入金 | 手数料 | 振込者負担 | |
余力反映タイミング | 入金確認後 | ||
ゆうちょ銀行振替入金 | 手数料 | 無料 | |
ATMカード入金 | 手数料 | セブン銀行 | 7:00~19:00まで無料、それ以外は108円 |
ゆうちょ銀行 | 216円 | ||
余力反映タイミング | 即時 | ||
その他 | 住信SBIネット銀行のハイブリット口座を開設する事により、住信SBIネット銀行側から透過的に通常口座の資金を証券口座に即時振替する事が可能 |
出金について
登録銀行口座へ出金 | 手数料 | 無料 | |
---|---|---|---|
出金タイミング | 毎営業日15:30前までの指示で翌銀行営業日、15:30以降の指示で翌々銀行営業日 | ||
ATMカード出金 | 手数料 | セブン銀行 | 7:00~19:00まで無料、それ以外は108円 |
ゆうちょ銀行 | 216円 | ||
その他 | 住信SBIネット銀行のハイブリット口座を開設する事により、住信SBIネット銀行側から透過的に証券口座の資金を通常口座に即時振替する事が可能。 |
SBI証券の手数料
以下、SBI証券の手数料を一部抜粋します。詳しくはリンク先のHPで確認するか、資料を請求してみてくださいね。
1約定毎のスタンダードプラン
約定金額 | 税込手数料 |
---|---|
10万円まで | 150円 |
20万円まで | 199円 |
50万円まで | 293円 |
100万円まで | 525円 |
150万円まで | 628円 |
3,000万円まで | 994円 |
3,000万円超 | 1,050円 |
1日の約定合計額に対してのアクティブプラン
約定金額 | 税込手数料 |
---|---|
10万円まで | 103円 |
20万円まで | 206円 |
30万円まで | 308円 |
50万円まで | 463円 |
100万円まで | 822円 |
以降100万円増加毎に | 432円 |
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